お知らせ
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
2024年も大変お世話になりました。
昨年は社団法人を設立して3年目の年でしたが、既存の活動が目に見える実績として実を結び始め、新規の取り組み・プロジェクトがいくつも形になった年となりました。
育成部門においては、まずはU-18が同世代における日本最高峰のリーグ プレミアリーグに初参戦となりました。厳しい試合を経て最終的に残留となり、来季も引き続きプレミアリーグで戦うことができます。また、年代別日本代表に3名が選出され、U-15はクラブユース選手権での初のベスト16進出をはじめ、各リーグ・大会において、安定した実績を上げられるようになってまいりました。
地元出身選手の育成に、岡山県全域のチーム・指導者の皆さまと連携しながら取り組む「ホームタウングロウン」を一層推進しながら、地域全体での選手育成にも責任をもって取り組んでまいる所存です。
普及部門においては、「子どもたちに夢を!」のクラブ理念のもと、「すべての」子どもたちにスポーツを楽しむ環境を提供するべく、特別支援学校・学級に在籍の小・中・高校生を対象にしたスマイルサッカー教室の定期開催を皮切りに、11月には障がいの有無にかかわらず楽しめるスポーツに参加できるインクルーシブフェスタを開催するなど、多様な対象においても各々が選んだスポーツを楽しめる環境づくりへの取り組みを推し進めてまいりました。
また、サッカーを通じて子どもたち自身が自ら行動し、意思決定することを促す出前授業プログラム「にじいろキャラバン」も県内各所で展開し、今年はさらにそれらを広く取り組んでまいります。
私どもが地域の課題と位置付ける岡山県内のスポーツを「する」環境の整備においても、民間企業、自治体と連携し、照明設備が備わる人工芝グラウンドの整備がいくつか形になり、またプロジェクトが進んで着工に至る年となりました。土のグラウンドしかなく雨が降ると練習をできないことや、限りある人工芝のグラウンドを取り合うことのある状況を少しでも改善すべく、当クラブとしても一定のリスクを負う中で関係各所に大きなご支援を受けながら、この地域の課題に向き合ってまいります。
ファジアーノ岡山のトップチームがJ1に昇格し、クラブ全体が非連続な成長を遂げられる大きな機会を得ることとなりました。クラブ理念「子どもたちに夢を!」を体現する最大の契機としてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブ
代表理事 森井 悠